
女子シングルス決勝は1年生の石川佳純と3年生の藤井優子の四天王寺同門対決となった。第1シードの石川と第2シードの藤井が順当に勝ち上がり、昨年度の全日本ジュニア決勝以来の顔合わせとなる。ダブルスのパートナーでもある二人。お互いの手の内は知り尽くしている。全日本ジュニアの決勝で逆転負けを喫した藤井は最後のインターハイという大舞台で借りを返したいところだ。
試合は早い打点のバックハンドで相手を振り回しフォアで決める石川に対し、台から少し距離を取ってバックのハーフボレーでコースをついて石川のフォアサイドを狙う藤井の勝負となった。第1ゲーム、石川は早い切り返しで先手を取り、藤井の両サイドを攻め11−7とすると、第2ゲーム、ピッチの速い前陣でのラリーを石川が制し、11−3と連取。
続く第3ゲームでは、石川ペースで10−5となるも、そこから気のはやる石川に対して藤井が強気の攻めを見せ10−10とすると緊張感あふれる一進一退の攻防が続く。このゲームをスピードでまさった石川が18−16と制すると、集中力を失った藤井は第4ゲームを1−11で落とし、石川の初優勝が決まった。
試合後のインタビューで石川はこう語った。
「これまで全日本や世界選手権といった大きな大会に出場させてもらっていますが、インターハイは雰囲気も独特で声援も大きくてボールの音が聞こえないなどやりにくい部分もありました。試合前に足を捻挫してしまって不安がありましたが、優勝できてホッとしています。全日本では焦ってミスしてしまうことが多かったので、藤井さんとは落ち着いて戦うことを心がけました。苦しい場面もありましたが、それも試合の一部だと思って頑張りました。インターハイは高校三年間で三回しかない試合なので私の中では大きい大会です」
1年生で優勝した石川には3年連続優勝の期待もかかるが、それを阻むことができる者は現れるのだろうか。
(8月7日 butterflyより)
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