世界陸上2007大阪大会。
期待の選手たちが次々予選敗退になり何とも寂しいかぎり・・・。
そんな中、日本の選手として快挙を達成したのが、
アイドルスプリンターの
丹野麻美 (たんの あさみ)。
女子400メートルの予選で、日本記録保持者の彼女が今季自己最高52秒13を出し準決勝進出。
この種目で日本人選手の大会初、また五輪を通しても43年ぶりの快挙とのことです。

丹野麻美プロフィールと走りの画像 は下へ続きます↓
その
丹野麻美のプロフィールを簡単に紹介しますと
・たんの あさみ
・1985年9月25日生まれの22歳
・身長は162cm
・体重は48キロ
・血液型はA型
・ニックネームは「アサミ」「タン」
・出身地は福島県西白河郡矢吹町
・出身校は福島大学教育学部
・現在はナチュリルアスリートクラブ(NAC)所属
・趣味は買い物、お菓子づくりとカフェめぐり
・コーヒーは、毎朝自分で豆から挽いて楽しんでいるほどのこだわり派。
・料理作りもお好きなようで豚汁が得意とのこと。
・好きな言葉「継続は力なり」
・陸上は、地元の矢吹中学1年の途中から始めました。
・県立郡山東高等学校時代の2003年インターハイで200mと400m(高校歴代2位の53秒59)の2冠を達成。
・大学進学後は、走り幅跳びの池田久美子らを指導することで有名な川本和久監督のもと頑張っています。
・2004年の日本学生陸上競技対校選手権大会(インカレ)から、大会初の女子400mの4連覇を達成。またリレーの選手としても活躍中。
・2005年6月の日本選手権の女子400mで、日本人女子初の52秒の壁を破る51秒93の当時の日本新記録を樹立。
・さらに同年9月、スーパー陸上2005ヨコハマ大会にて記録を51秒80へ更新。
・2008年4月 ナチュリル(医薬品メーカーグループ)に入社し、その女子陸上実業団チームであるNAC入り。
・2008年5月3日の静岡国際陸上 女子400mで51秒75の日本新記録を樹立しました。(年齢及びデータは2008年5月4日に更新しました)
と、今後も記録更新に期待が持てる日本女子短距離界のスピードスターです。
そして、生まれてから故郷の福島でずっと頑張っている彼女は地元のアイドルでもあるそうですよ。
ちなみに、プロ野球元巨人軍の中畑清氏とは同郷とのことです。
尚、その昨日のすばらしい走りを振り返ってみますと
スタートも集中して落ち着いていた様子。


人間が全力で走ることができる限界と言われている400メートルを一生懸命走る姿はとても美しく感じました。




なかなかこの「世界陸上」という大舞台で本来の力をほとんど出し切れず敗れている選手が多い中、
丹野麻美は予選5組で6着と4位以内の順位枠で決まらなかったものの、5位下の順位タイム上位4人の上位記録者の最後の枠ながら見事準決勝進出しました。
ただ、この時の記録は52秒13。
今季自己最高記録ではありますが、ご本人が持つ日本記録の51秒80にはまだまだ遠いです。
日本人初の快挙を達成し、ノッテル麻美ちゃんがさらに調子を上げてくれば、夢の決勝進出もあり得ると思います。
ぜひ、ヘンなプレッシャーを感じず自分の力を思い切り出して欲しいですね。
セミファイナルで突き抜けろ、丹野麻美 (^O^)/

(2007.08.27 PM23:00追記)
残念ながら、丹野選手は準決勝で敗退になりました。
きっとこの経験が次に生きることを期待したいですね。