4月13日放送 「神戸チャリティー演技会」
9日、神戸で行われた『東日本大震災チャリティー演技会』。
16年前、神戸は震災で大きな被害を受けました。
復興を果たしたこの街に、スケーターが集合。
力を合わせ、演技会を開催しました。
(橋大輔選手あいさつ)
橋 ここ神戸から、今回の地震で被災された皆さんに勇気やパワーを送る事が
出来ればと思い、メッセージに気持ちを込めながら滑りたいと思います。
演技会には仙台で練習中地震にあった、羽生結弦選手も出演。
スケート靴を履いたままリンクを飛び出し、避難所で4日間過ごしたそうです。
被災者となった羽生選手ですが、この日はスケーターとしての決意を
語ってくれました。
(スケーターとして)
羽生 スケートを一生懸命やる姿を被災された方に見てもらうことで、
これから復興をしていくにあたっての、勇気になればと思いました。
救援物資を届ける為、自らハンドルを握り、ふるさと仙台の避難所を訪れた荒川静香さん。
この日は純白の衣装に身を包み、『アヴェ・マリア』の曲にのせて
祈りの気持ちを、スケートで表現しました。
(今回の演技会について)
荒川 この演技会を皮切りに、今回だけでなく、今後も温かい支援を皆で続けて
いきたいと思います。
橋大輔選手は「こんな時だからこそ、明るい曲で元気を届けたい」と、
今シーズンのショートプログラムを披露。
世界選手権を前に調子は50パーセント程だそうですが、
華麗なステップは健在。
被災された方への思いを滑りに込めて、神戸から東北に送りました。
(演技会を開いた気持ちは?)
橋 世界選手権は毎年毎年ありますし、自分の人生これからまだ長いので、
(世界選手権直前だが)チャリティ演技会をするべきという気持ちが大きかった。
何を言われようと、ちょっとでも役に立てればいいと思ってやろうと決めました。
スケーター達の熱い思い、きっと東北に届いたことでしょう。
(番組HPより抜粋)
Author:☆しん☆