フィギュアスケート・世界ジュニア選手権(13日、オランダ・ハーグ)女子フリーで、15歳の村上佳菜子(グランプリ東海ク)が106・47点をマークし、合計165・47点で逆転の初優勝を飾った。村上は前日のショートプログラム(SP)で2位につけていた。昨年12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナルも制し、2014年ソチ五輪での活躍が期待される逸材。男子の15歳、羽生結弦(はにゅう・ゆずる、宮城ク)に続いて栄冠を手にし、男子で織田信成(22)=関大、女子で浅田真央(19)=中京大=が制した05年以来、5年ぶり2度目の日本勢アベック優勝となった。
あって、ないような得点差だった。初出場の佳菜子が、首位に0・80点差でフリーに向かう。24選手中、最高得点となる106・47点をたたき出し、逆転Vを果たした。
2位につけたSP後、「(調子は)練習よりもよかった」と好調をアピール。アイドル歌手の松浦亜弥に顔立ちが似ており、“氷上のあやや”といわれる人気者が底力をみせつけた。
かつて浅田真央(19)=中京大=らを指導した山田満知子コーチ(66)の秘蔵っ子。今季はジュニア5大会で負けなしと安定感は抜群。昨年12月に優勝したジュニアGPファイナル(東京)ではSP2位からの逆転優勝を果たし、勝負強さも備えている。同月のシニア大会、全日本選手権では真央ら「お姉さん」と滑り、5位と大健闘。14年ソチ五輪での期待の新星だ。
世界ジュニアは真央や金妍児(キム・ヨナ、19)=韓国=らも制し、シニアへと飛躍していった登竜門。「今季ずっと目標にしてきた大会だから」。追いかけてきた、お姉さんたちの背中が、はっきりとみえてきた。
(3月14日 サンケイスポーツより)
オランダのハーグで行われたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権女子で優勝した村上佳菜子(グランプリ東海ク)が15日、中部国際空港に帰国し「失敗もあったけど優勝できてよかった」と笑顔で喜びを語った。
日本女子の優勝は2005年の浅田真央(中京大)以来で6人目。空港で多くの報道陣の出迎えを受けた村上は「こんなに人が多いのは初めて。すごいことだと実感した」と驚いた様子だった。
現在、村上を指導し、かつては浅田も師事していた山田満知子コーチは「最高の出来ではないけれど、優勝できてよかった。一回り大きくなった」と教え子の成長を褒めた。
(3月15日 サンケイスポーツより)
Author:☆しん☆
よかったですね~。
久しぶりにジュニアの日本女子の優勝でした。
美姫ちゃん、まおちゃん時代はジュニア盛んでしたが、ここ数年寂しかったですから。
華のある村上佳菜ちゃん、素晴らしいスター誕生しましたね!
帰国後の記者会見の雰囲気が昔の真央ちゃんみたいで、可愛かったですね。全日本はおそらく彼女が台風の目!楽しみな15歳です。
僕も村上選手はスター性を持ったスケーターのように感じます。
まだ15歳。
これからもっともっと楽しませてくれそうですよね。